[14日 ロイター] - ドイツの料理宅配会社デリバリー・ヒーローは14日、米配車大手ウーバー・テクノロジーズとの間で進めている買収提案を巡る交渉が最終段階にあると発表した。ウーバーがデリバリー・ヒーローの買収を模索しているとのこれまでの報道を認めた。
この発表に先立ちブルームバーグ・ニュースは、ウーバーがデリバリー・ヒーロー買収に向けて最終段階の協議を行っており、早ければ今週中に合意に達する可能性があると報じていた。
この報道によると、買収が成立した場合、デリバリー・ヒーローの企業価値は、最近の株価である1株当たり約36ユーロを大幅に上回る見通しだ。同社株価は今年に入って約62%上昇し、時価総額は約112億ユーロ(128億ドル)となっている。
デリバリー・ヒーローは買収価格に関する憶測についてコメントを控えたが、買収提案がなされる場合、全ての株主を対象とする方針を示した。ウーバーもコメントを控えた。
デリバリー・ヒーローの将来を巡っては数カ月にわたり憶測が飛び交っていた。報道によると、ウーバーは5月にデリバリー・ヒーローへ1株当たり38ユーロの買収額を提示したが、投資家らは低過ぎるとしてこれを拒否していた。
デリバリー・ヒーローを買収すれば、ウーバー・イーツの料理宅配ネットワークは欧州、中東、アジア、中南米にも拡大することになる。ただ両社の事業領域が重複していることから、独占禁止法当局の注目も集めることになりそうだ。