[14日 ロイター] - 英政府は14日、イランがここ数カ月間に、代理勢力に指示して欧州各地で攻撃を実行させていたとされる問題を巡り、駐英イラン代理公使を外務省に呼び出した。
同省は声明で、イランのイスラム革命防衛隊で対外工作を担う精鋭「コッズ部隊」が3月から5月にかけて、代理勢力に指示して欧州各地で攻撃を行わせたとされる問題を巡り、ナシムファル代理公使を呼び出したと明らかにした。
同省はこの代理勢力を「Islamic Movement of the Companions of the Right」と特定した。
こうした活動を「完全に容認できない」と非難した上で、「度重なる警告にもかかわらず、イランの情報機関は敵対的な活動を停止していない。それどころか、悪質な行為を強化しようとしている」と述べた。
在英イラン大使館は業務時間外のため、コメントを得られていない。
英政府は13日、外国政府が監視や破壊工作などの活動に代理勢力を利用することを防ぐ新たな権限に基づき、革命防衛隊と関連組織を安全保障上の脅威に指定した。
イランは14日、この決定を非難し、革命防衛隊はイラン軍の正式な一部だとして、国家機関を標的にすることは国際法違反に当たると批判した。