[14日 ロイター] - 米金融大手シティグループが14日発表した2026年第2・四半期(26年4─6月期)決算は、純利益が前年同期比45%増の58億3100万ドル(1株当たり3.15ドル)となり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の同2.74ドルを上回った。収入は14%増の247億6600万ドルと好調で、市場予想を上回った。
米イラン交戦を背景に市場の変動が大きくなる中、投資銀行業務やトレーディングが寄与した。JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)といった米金融大手はいずれも好業績となっている。
シティグループの有形普通株主資本利益率(ROTCE)は13.0%。収益性向上のため消費者向け事業の売却や管理職のスリム化といった改革に取り組む中、27、28年にかけての目標11─13%の上限に達した。
純金利収入は(NII)は13%増だった。銀行部門全体の収入は34%増の19億2200万ドル。うち投資銀行部門は44%増の15億4800万ドルだった。ディールロジックによると、今年に入ってからの世界のM&A(合併・買収)取引総額が3兆ドルを超える中、シティは3000億ドルを超える取引で助言に関わっている。
株式トレーディングの収入は45%、債券は7%それぞれ増えた。金利・為替取引収入は1%増。コモディティー(商品)を含むその他の債券収入は25%増えた。カード部門の収入は1%増だったものの、純利益は12%増だった。
ウェルスマネジメント部門の収入は13%増の31億7700万ドルだった。