過度な角質ケア

角質ケアは毛穴の詰まりを解消し、古い角質を取り除くのに効果的だが、肌の限界を知っておくことが重要だ。ユーによると、肌には28日間の自然なターンオーバー(生まれ変わりの周期)があり、頻繁に角質を落としすぎると、肌のバリア機能が自ら修復するよりも速く削ぎ落とされてしまうという。

「スクラブ剤や高濃度の酸、レチノイドを過度に使用すると、肌のバリア機能が損なわれ、炎症を引き起こす。この慢性的な炎症が、マトリックスメタロプロテアーゼの経路を通じて、コラーゲンの分解を招く」とユーは説明する。

肌のバリア機能が乱れると、肌は炎症状態に陥り、持続的な乾燥や皮むけ、赤み、ヒリヒリとした痛みや熱感となって現れることがあるという。

肌質は人それぞれ異なるため決まったルールはないが、肌の見た目や感覚に耳を傾け、角質ケアが過剰ではないか見極めることが大切だ。大半の肌質は、低濃度の酸であれば週に数回使用しても問題ないが、ユーによれば、レチノイドの上に角質ケア製品を重ねて使用することは避けたほうがよい。

睡眠不足

脳の機能や消化器官の働き、細胞の修復に休息が必要であることは周知の事実だが、睡眠はコラーゲンの再生にとっても極めて重要であることが分かっている。なぜなら、睡眠中に成長ホルモンの分泌がピークを迎え、これがコラーゲンやエラスチンを作り出す細胞である線維芽細胞の働きを促進するからだ。

慢性的な睡眠不足は、肌が自らを修復・再生する力を損ない、くすみや小じわの原因となるほか、ダメージからの回復を遅らせる。睡眠不足は体内のコルチゾール(ストレスホルモン)のレベルを上昇させ、これが「コラーゲンの合成を阻害する」とユーは述べる。

シャワーの浴び方によっては老化が加速
【関連記事】