保湿クリームやサプリメントの成分など、「コラーゲン」という言葉を聞いたことは誰しもあるだろう。しかし、それが一体何なのか、正しく理解しているだろうか。
コラーゲンはタンパク質の一種で、肌の強さや弾力を保つ役割で知られるが、それだけではない。皮膚の再生を支えたり、内臓を保護する膜を形成したり、血液の凝固を助けたりと、その役割は多岐にわたる。
残念なことに、年齢を重ねるにつれてコラーゲンの分解スピードは速くなり、体内での生成量は減少していく。コラーゲンの減少自体は完全に自然な現象だ。しかし、肌にハリを与えると謳うサプリメントを買いに走る前に、天然のコラーゲンを破壊している可能性のある日々の習慣について、専門家のアドバイスを参考にしたい。
紫外線対策を怠る
肌の見た目や質感を整えるためにどれほど気をつかっていても、紫外線対策を怠っていれば、その努力はすべて水の泡になってしまう。ニューヨークの皮膚科専門医ジェーン・ユーは、紫外線こそが皮膚の老化をもたらす「最も明確に立証された単一の要因」であり、コラーゲンの減少に直接的な影響を与えると指摘する。
「紫外線はフリーラジカル(活性酸素)を発生させ、コラーゲンを破壊する酵素であるマトリックスメタロプロテアーゼを活性化させる。さらに、紫外線への曝露は、新しいコラーゲンを合成する役割を持つ線維芽細胞という細胞の働きまで阻害してしまう」
どんな美容液もサプリメントも、無防備に浴びた紫外線のダメージを帳消しにすることはできない。日焼け止めを塗ることは、スキンケアにおいて絶対に欠かせないステップだ。