米人工知能(AI)開発企業のアンソロピックは30日、AIを活用した科学研究用アプリ「クロード・サイエンス」を公開した。科学者の研究効率化、データ分析、複雑な計算ワークフローの管理を支援するように設計されている。
同社が2025年10月から開発を進めてきたライフサイエンスおよびヘルスケア分野の取り組みの一環。
主な詳細は以下の通り。
• 「クロード・サイエンス」はデータベース、コーディングツール、計算リソース、研究ワークフローを1つのワークスペースに統合し、文献分析、解析、図や論文の作成、ソースコードや実行環境までさかのぼった結果追跡を支援する。
• ツールには60以上の科学データベースが事前に設定されており、3Dタンパク質構造、ゲノムブラウザのトラック、化学構造式などの科学的な成果物を生成できるという。
• クロードの既存AIモデル上で動作し、同社の標準的なセキュリティー評価が適用されている。
• アンソロピックによると、ベータ版でテストしている複数の研究機関や企業から、大幅な効率向上が報告されているという。
• 今後は、製薬市場としての利益が見込めず、治療薬やワクチンの研究・開発が遅れている「顧みられない疾患」に焦点を当てた独自の前臨床創薬プログラムも立ち上げる予定だという。
[ロイター]

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