ロシアはこのほかにも極超音速ミサイル「キンジャル」、海中ドローン「ポセイドン」など、プーチンが3月に発表した新型兵器のテストを実施。報道によれば、レーザー兵器「ペレスベート」は既に配備済みだ。
米政府はロシアの軍備拡大に懸念を表明している。特に問題なのは極超音速ミサイルで、米政府監査院(GAO)の最新の報告書でも、「既存のシステムでは対処できない」と指摘されている。今のところはまだアメリカはロシアに対して軍事的優位を保っているが、ロシアが戦略兵器の刷新を進めれば、力の差が縮まる恐れがある。
2つの軍事大国の関係が悪化し、相互不信が高まるなかで、歴史的な軍縮合意が崩れる恐れが出てきた。トランプ政権は10月、射程範囲500〜5500キロのミサイルの廃棄を定めた中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を表明。2021年に期限切れとなる新戦略兵器削減条約(新START)については、ロシア側は延長交渉を行う用意があると述べているが、報道によれば、米国務省はいまだ態度を明らかにしていない。
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