アメリカ連邦捜査局(FBI)がアラバマ州の施設内に実物大の模擬タウンを建設した。捜査官は現実と同じ環境の中で、サイバー攻撃を想定した実践的な訓練を受ける。
物理的な被害を伴うサイバー攻撃の懸念は強まっている。ランサムウェア攻撃が発生すれば、病院の閉鎖や燃料供給の途絶、公共サービスの混乱などを引き起こす恐れがあり、捜査官はデジタルシステムと物理環境の両方に対する緊急対応を迫られる。
そうした事態に備えるためにFBIは、住宅や商業施設から医療施設、エネルギー施設に至るまで、標的となり得る場所の多くを再現した。
総面積2万2000平方フィートの演習場「キネティック・サイバー・レンジ」はアラバマ州ハンツビルのFBI敷地内にあり、アメリカの小規模都市を模した設計になっている。
街には家具付きの住宅やホテル、ガソリンスタンド、食品店、裁判所、病院、電力会社などが並ぶ。
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