Hiroko Hamada
[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続落し、前営業日比3.16%(2134円31銭)安の6万5326円42銭で取引を終えた。前日の米株安の流れを引き継いだほか、金利の先高観が重しとなり、AI(人工知能)・半導体関連株を中心に売りが強まった。指数は一時3.45%(2326円)安まで下げ幅を広げた。
日経平均は前営業日比0.96%(648円)安の6万6800円台でスタートした後、すぐに下げ足を速め取引序盤で6万5300円台まで下落した。いったん下げ渋る展開となったものの、後場に入ると半導体関連や電線株の売りが強まり指数は一時6万5133円98銭まで押し下げられた。節目の6万5000円台は維持したが、売りが一巡した後も戻りは鈍かった。物色面では、ディフェンシブ株と目される医薬品株などが底堅かった。
前日に30年ぶり高水準に達した10年債利回りはきょうは低下に転じたが、2%台後半で高止まりを続けている。フィリップ証券のアナリスト・笹木和弘氏は「国内金利の上昇基調を受け、足元で調整が一服していた半導体株に買いが入りにくくなっている」と指摘する。長期金利3%を目前に「景気が良くなっている中での金利高なら許容されるが、足元は中東情勢の悪化と原油高に伴うインフレ警戒などが根底にあり、投資家心理は圧迫されやすい」という。
TOPIXは3.09%安の4012.31ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比3.1%安の2069.35ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆1151億7500万円だった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が下落し2.1%安の742.28ポイントだった。
個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループ、キオクシアホールディングスが大幅安。フジクラ、住友電気工業など電線株も売られた。前日に決算を発表したパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは大幅下落。
一方、アステラス製薬、第一三共がしっかり。松屋、メルカリが大幅高となった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが362銘柄(23%)、値下がりは1155銘柄(74%)、変わらずは39銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 65326.42 -2,134.3 66812.27 65,133.98
1 ─66,833.51
TOPIX 4012.31 -127.91 4107.74 4,005.45─
4,107.74
プライム市場指数 2069.35 -66.22 2116.96 2,065.83─
2,117.12
スタンダード市場指数 1658.30 -33.98 1685.30 1,656.38─
1,685.38
グロース市場指数 951.93 -19.45 964.21 946.09─96
4.54
グロース250指数 742.28 -15.91 752.37 737.34─75
2.86
東証出来高(万株) 251136 東証売買代金(億 101151.7
円) 5