[台北 12日 ロイター] - 東アフリカのソマリランドが12日、新たな台湾駐在事務所の開設式を行った。駐在代表は、ソマリランドには自らの関係を選択する権利があり、中国とソマリアによる圧力戦術は台湾との友好関係を変えられないと述べた。

アフリカの角に位置するソマリランドは、1991年にソマリアが内戦に陥ったのに伴って分離独立して以来、事実上の自治権と、比較的平和で安定した状態を享受してきた。同様に外交的孤立状態にある台湾とは、2020年に互いの首都に代表事務所を開設した。

ソマリランドのマフムード・アダム・ジャマ・ガラール駐台湾代表は式典で、台湾は「非常に重要な同盟相手」だと言明。

中国とソマリアが台湾との関係断絶を求めていることを記者団に問われると、ソマリランドの主要政党は政治的圧力に屈しないという点で一致しているとした上で、「われわれには関係を持つ相手を選択する権利がある。それはわれわれの特権であり、圧力戦術は成功していない」と述べた。

ソマリランドを巡っては、昨年12月にイスラエルが初めて独立主権国家として承認した。

台湾の呉志中外務次官は同じ式典で、過去6年間で協力関係が幅広い分野に拡大したと指摘。「台湾とソマリランドはともに民主主義、自由、法の支配の指針だ」と述べた。

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