[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続落し、前営業日比2563円52銭安の6万4024円60銭で取引を終えた。下落幅は今年2番目。歴代でも5番目となった。前週末の米国株式市場で人工知能(AI)・半導体株安となった流れを引き継いだほか、足元の過熱感も意識された。日経平均は一時、3100円超安となった。市場では、週内の経済指標や来週の中銀イベントを見極めたいとの思惑から、上値の重い展開が続くとの見方があった。

日経平均は640円安で寄り付いた後も下げを強め、前場中盤に3181円安の6万3406円66銭の安値を付けた。後場は安値圏でのもみ合いが続いたが、終値は心理的節目の6万4000円を上回った。

米利上げ観測や中東情勢を巡る地政学リスクに加え、取引時間中に韓国の総合株⁠価指数(KOSPI)が一時9%近く急落し、サー​キットブレーカーが発動されたことも投資家心理の重しとなった。

市場では、米スペースXによる新規株式公開(IPO)を見据えた換金売りや資金確保の動きも意識されているとの見方もあった。

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジストは、来週の日米の中銀イベントを通過するまでは上値の重い展開が続くとみている。「AI関連株を中心に相場が急騰してきた反動で、ポジション調整が出やすい局面にあるほか、今週の5月の米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)、メジャーSQ(特別清算指数)を控えて需給が不安定になりやすい」という。

主力株では、東京エレクトロン、キオクシアホールディングス、ソフトバンクグループが6─8%超安、アドバンテストは5%超安となり、AIや半導体関連株が軒並み大幅安となった。

TOPIXは2.45%安の3852.38ポイント。東証プライム市場指数は前営業日比2.45%安の1986.9ポイント。プライム市場の売買代金は11兆1007億0900万円だった。

東証33業種では、値下がりが非鉄金属、電気機器、ガラス・土石製品など22業種、値上がりが保険、食料品など10業種、その他金融は変わらずだった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.27%安の748.04ポイントと反落した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが461銘柄(29%)、値下がりは1073銘柄(68%)、変わらずは30銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 64024.60 -2,563.5 65947.56 63,406.66─

2 66,115.18

TOPIX 3852.38 -96.71 3910.54 3,820.06─3

,923.62

プライム市場指数 1986.90 -49.92 2016.57 1,970.41─2

,023.40

スタンダード市場指数 1594.89 -34.49 1612.20 1,588.10─1

,613.64

グロース市場指数 957.53 -22.35 966.16 950.29─971

.07

グロース250指数 748.04 -17.41 754.71 741.47─758

.73

東証出来高(万株) 264626 東証売買代金(億 111007.0

円) 9

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