完璧な白い歯、いわゆる「ハリウッドスマイル」は、多くのアメリカ人の憧れだ。実際、アメリカ人の70%が、魅力的な歯を保つことは重要だと考えているというデータもある。年齢を問わず、多くの人が歯科医院での専門的な治療から自宅でのセルフケアに至るまで、歯を白くするためにあらゆる努力を惜しまないのはそのためだ。

しかし、歯の健康に良いと思って取り入れている最新のトレンドや裏ワザが、実は逆効果になっているかもしれない。オーラルケアブランド「Riven Oral Care」の共同創設者で歯科医のファティマ・カーンは、自宅でホワイトニングを行う際に多くの人が陥りがちな間違いについて、本誌に語った。

ケアのしすぎ

歯を磨けば磨くほど、ケアをすればするほど、白く清潔になると思いがちだが、必ずしもそうとは限らない。

ホワイトニング製品の使いすぎや過度な歯磨きは、歯がしみたり、歯茎が荒れたりする原因になるだけでなく、エナメル質を傷つけてしまう恐れがある。エナメル質は、デリケートな歯の内側の層を保護する盾のような役割を果たしているため、摩耗させてはならない。

ホワイトニング歯磨き粉によく含まれている活性炭、重曹、シリカ、リン酸二水素カルシウム、炭酸カルシウムなど軽度の研磨剤には注意が必要だとカーンは指摘する。「これらは歯の表面の着色汚れを落とすものの、エナメル質に負担をかけ、摩耗を引き起こす可能性がある」

「エナメル質が失われると、歯がしみやすくなるだけでなく、かえって歯が黄色く見えるようになってしまう」とカーンは言う。

体と同じように、歯にも限界がある。許容量を超えて強い化学物質を使い続けると、歯がチョークのように白濁したり、半透明になったりしてしまう可能性がある。

タイミングを間違えると歯がより黄色くなる
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