[ワシントン 30日 ロイター] - 6月下旬に米ワシントンで予定されている建国250周年の記念行事に、トランプ大統領が「主役」として登壇する見通しだ。米ワシントン・ポスト紙が伝えた。記念行事はコンサートも計画されており、トランプ氏とイベントとのつながりを懸念するアーティストがこれまでに相次ぎ出演を辞退していた。

コンサートは6月25日から7月10日まで開催される「グレート・アメリカン・ステート・フェア」の開幕行事として企画された。一連のイベントは官民連携の「フリーダム250」が主催し、連邦議会議事堂からワシントン記念塔までのモール一帯にステージや各州のパビリオン、展示、アトラクションなどを展開する計画だ。

しかし、コンサートは出演者の辞退が続いている。ロックバンド「ポイズン」のボーカル、ブレット・マイケルズ氏は30日までに出演を取りやめ、当初想定したような超党派の祝典ではないとの懸念を理由に挙げた。これで辞退は5人目となった。

主催者は辞退の詳細を説明していないが、当初の構想通りに実施できるか疑問視する声が出ている。

フリーダム250の顧問ダニエル・アルバレス氏はワシントン・ポストに対し、6月24日の開会式でトランプ大統領自らが記念行事の幕開けを飾ると明らかにした。

ロイターは同団体にコメントを求めたが、現時点で回答を得られていない。

トランプ大統領は31日までに自身の交流サイト(SNS)に投稿し、辞退が続けばコンサート自体が不要になる可能性に言及。代わりにナショナル・モールで演説を行う案を示し、自身の集客力が音楽公演を上回ると強調した。

さらに、強い米国の復活を祝う集会の開催を検討するよう指示したことも明らかにした。

フリーダム250はホワイトハウス主導で設立された官民連携の枠組みで、連邦機関と連携しながら建国250周年の記念行事を企画している。

代替アーティストを確保するのか、それとも集会形式への変更を検討するのかはなお不透明だ。

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