全米に影響を及ぼす政治家を生む土壌

66年11月、民主党に登録する有権者が共和党を3対2で上回るカリフォルニアの州知事選本選で、レーガンは58%近く得票し、民主党現職のパット・ブラウンを破った。

2期にわたる任期中は人工妊娠中絶、税制、州政府の支出などで、民主党が多数派の議会に妥協しつつ、選挙戦で打ち出した「法と秩序」のメッセージや反エリート、反リベラルの立場に磨きをかけた。

その後、76年に大統領選の共和党予備選でジェラルド・フォード大統領に惜敗。しかし、80年にはジミー・カーター大統領に歴史的勝利を収め、大統領に就任した。

今の州知事選にレーガン級の力を秘めた候補がいるかは分からない。「レーガン級」とは民主党にとっては党の将来像を定義できる政治家、共和党にとっては「トランプ後」の党を導ける政治家だ。

カリフォルニアには全米に影響を及ぼす政治家を生む土壌がある。今回も大物が潜んでいないとは限らない。

From Foreign Policy Magazine

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