NASAによると、直径約9メートル以下の小さな小惑星はおよそ10年に1度、地球に衝突しているが、普通は人命が危険にさらされることはない。明るい火球となって強い衝撃波が発生し、まれに窓ガラスが割れたりするものの、大抵の場合、大きな被害は生じない。
しかし大きさによっては脅威となることもある。直径約50メートル以上の小惑星が地球に衝突するのはおよそ1000年に1度程度だが、落下地点には壊滅的な被害が生じ、衝突クレーターが形成される。
地球規模の壊滅的な被害をもたらし得るのは直径約900メートル以上の小惑星。統計的には約70万年ごとに地球に衝突している。こうした衝突が起きれば文明が崩壊する可能性もある。
さらに大きい直径9.6キロ超の小惑星も存在する。地球への衝突は1億年に1度程度だが、NASAによると、発生すれば生命の大量絶滅を引き起こす可能性が大きい。
2025年2月には、直径推定約53~67メートルの小惑星「2024 YR4」が、3.1%の確率で2032年に地球に衝突する可能性があると発表された。NASAが観測したこのサイズ以上の天体の中で、衝突の確率は最も大きかった。
幸い、その後の再計算の結果、2024 YR4が地球に衝突する可能性はまずないことが分かった。2024 YR4は地球ではなく月に2032年12月に衝突するかもしれないとの見方もある。
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