John Revill

[ベルン 24日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のシュレーゲル総裁は24日、中東紛争はスイスの経済成長鈍化とインフレ率上昇につながるとしつつ、中銀には物価安定を目標とする無制限の裁量があると述べた。

中銀の年次総会で、戦争によって世界の経済情勢は「非常に不確実なものになった」と指摘。スイスのインフレと経済の見通しも、はるかに不透明になったと付け加えた。

「短期的に成長はかなり鈍化する可能性があるが、中期的にはある程度の回復が見込まれる。今後数四半期は、エネルギー価格の上昇によりスイスのインフレ率はさらに上昇するだろう」と語った。

その上で、中銀はインフレ率を目標に維持するためにちゅうちょなく行動し、必要であれば金融政策を調整するとした。

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