Trevor Hunnicutt Kanishka Singh

[ワシントン 23日 ロイター] - ルビオ米国務長官は23日、米政府として2026年サッカー・ワールドカップ(W杯)北米大会にイラン選手が出場することに異論はないと述べた。一方、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)と関係のある人物が選手に同行する形で入国することは認めないと強調した。

ルビオ氏は「米国は彼らに来るなとは一切言っていない」と記者団にコメント。トランプ大統領も、政権として「選手には影響を与えたくはない」と述べた。

W杯は米国、メキシコ、カナダの共催で6月11日に開幕する。

英紙フィナンシャル・タイムズは22日、W杯に関与していない米大統領特使のパオロ・ザンポッリ氏が国際サッカー連盟(FIFA)に対し、イランの代わりにイタリアを出場させるよう要請したと伝えた。

ルビオ氏は「問題はイランの選手ではなく、選手と一緒に同行させようとする一部の人物、つまりIRGCと関係のある者たちだ。こうした人々の入国は認められない。だが、選手は別だ」と述べた。

さらに「IRGCのテロリストを記者やトレーナーと偽って米国に連れてくることは認めない」と語った。米政府はIRGCを「外国テロ組織」に指定している。

イランは米・イスラエルとの戦争開始後、W杯のグループリーグ3試合の開催地を米国からメキシコに変更するようFIFAに要請したが、認められなかった。

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