Paul Sandle

[ロンドン 18日 ロイター] - 英国ケント州で「前例のない」規模の髄膜炎の集団感⁠染が発生し、2人が死亡し、新規感染者数は20人に急増した。英保健当局はこれを受け、イングランド南東部⁠の大学生らを対象にワクチン接種を開始する。

英⁠保健安全保障庁(UKHSA)によると、死亡したのはケント大学の21歳の学生と、同州フェイバーシャムの学校に通う10代の生徒。

確認され⁠た9件の症例のうち6件はB群髄膜菌炎(MenB)によるものとされた。⁠乳児1人⁠の感染も確認されているが、現時点で今回の集団感染との関連はないという。

英国では2015年から乳児を対象としたMenBワクチンの接種が導入⁠されたが、現在の大学生の多くは対象外だったため、免疫を持っていない可能性が高い。

欧州疾病対策センター(ECDC)は、欧州連合(EU)および欧州経済領域(EEA)の一般市民における侵⁠襲性髄膜炎菌感染症(IMD))のリスクは「極めて低い」としている。

ECDCによると、フランスでも今回の集団感染と関連する可能性があるIMDの症例が1件報告されている。

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