David Shepardson

[ワシントン 17日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは、米郵政公社(USPS)との配送事業契約の更新で合意に至らなか⁠ったことを受け、USPS経由の商品配送を大幅に削減する計画だ。関係者が匿名を条件にロイターに語った。

アマゾンは「ラストマイル配送(物流拠点から最終的な顧⁠客への配送)」事業をUSPSに委託し、USPSにとって最大の顧客だった。しかし、アマゾン⁠はUSPS経由の配送を削減しており、USPSとの契約が終了する9月までに少なくとも3分の2削減することを目指しているという。

17日の議会公聴会に出席したUSPSのスタイナー総裁はロイターに対し、USPSは引き続きアマゾンと交渉中だと述べ、「どう⁠なるかは言えない」と語った。機密保持契約を理由に削減規模についてのコ⁠メン⁠トも控えた。

同氏はこの公聴会で、政府への支払いを継続した場合、10月か11月には資金が枯渇する可能性があると述べた。

アマゾンとUSPSはラストマイル配送契約の更新について1年以上協議を続けてきた。

アマゾンは昨年、USPSが同事業の入⁠札を実施しようとしていることに「驚いた」とし、不透明な状況を踏まえて選択肢を検討していると明らかにしていた。

アマゾンは17日の声明で「USPSとの取扱量を増やしたいと考えていた。1年以上にわたり誠意を持って交渉を行い、合意に向かっていると思っていた矢先、USPSが土壇場で突然交渉⁠を打ち切り、入札の構想を持ち出した」と説明。アマゾンは「規模が縮小してもパートナーシップを継続したい」ため、この入札に参加したが、「入札の結果にかかわらず、顧客の配送ニーズに応える準備をしなければならない」とした。

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