[バグダッド/パリ 13日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は13日、イラク北部アルビル地域で自国の兵士1人が死亡し、複数の兵士が負傷した攻撃を非難した。
フランス軍は12日、イラク北部で対テロ訓練を提供していたフランス兵6人が、アルビル地域におけるドローン(無人機)攻撃で負傷したと発表。同地域ではイタリア軍の駐留拠点も数時間前に標的となっていた。
フランスは過激派組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦を行う国際有志連合の一環として、アルビル地域に数百人規模の部隊を駐留させている。
マクロン氏はXへの投稿で、アルノー・フリオン上級准尉が「フランスに命を捧げた」と述べ、複数の兵士が攻撃で負傷したと明らかにした。
攻撃を「容認できない」とし、「(フランス兵士の)イラク駐留はテロとの戦いの枠組みに厳密に沿ったものだ。イラン戦争はこうした攻撃を正当化できない」と述べた。
ドローンがどこから発射されたかは現時点で不明。関係者によると、イラクのシーア派武装勢力は過去3、4日、国内の米国関連施設に対するドローン攻撃やミサイル攻撃を加速させている。
これに先立ち、イタリア国防省は12日、イラク・クルディスタン地域にあるイタリア軍の駐留拠点に対する夜間の攻撃は意図的で、北大西洋条約機構(NATO)要員が駐留する施設を標的にしたと表明した。
フランスは中東紛争で脅威にさらされている同盟国への防衛支援の一環として、空母打撃群を含む約12隻の海軍艦艇を地中海や紅海に派遣している。