[ロンドン 5日 ロイター] - 米金融大手JPモルガンは、湾岸諸国経済の非炭化水素部門の成長率予測を一段と引き下げた。さらに下方修正されるリスクが高いとも述べた。
JPモルガンは、湾岸協力会議(GCC)全域の2026年の非炭化水素部門の成長率予想を、先週の予測から1.2ポイント引き下げ、2.3%とした。
国別では、アラブ首長国連邦(UAE)を先週から2.3ポイント引き下げ2.2%、バーレーンを1.5ポイント引き下げ0.7%、カタールを1.3ポイント引き下げ2.0%、クウェートを1.0ポイント引き下げ2.5%とした。
サウジアラビアへの影響はやや小さいとみており、0.7ポイント下方修正の2.4%、オマーンは0.4ポイント下方修正の2.7%とした。
同行は観光関連セクターを最も大幅に引き下げたほか、運輸部門の成長率も下方修正した。
財政・経常の「双子の収支」予測については、現時点では変更していない。
JPモルガンは「経常収支については、地域全体で観光収入が減少する下振れリスクがある一方、経済活動の停滞により送金による資金流出や輸入も減少するとみている」と述べた。