Ahmad Ghaddar Yousef Saba Alex Lawler
[ロンドン 5日 ロイター] - アナリストやトレーダー、関係筋によると、湾岸産油国ではイラクに続き、クウェートとアラブ首長国連邦(UAE)が減産に踏み切る可能性がある。イラン情勢を背景に、ホルムズ海峡経由の原油輸出が事実上不可能となっており、貯蔵タンクが満杯になりつつある。
ホルムズ海峡は世界の石油・液化天然ガス(LNG)の約20%が通過するエネルギー輸送上の要衝。紛争を受けて、同海峡の船舶航行はほぼ停止状態にある。
イラク石油当局者は今週、ロイターに対し、危機により輸出不能となり貯蔵施設が逼迫しているため、原油生産を日量約150万バレル削減したと説明。数日以内に削減幅が300万バレル以上に拡大する可能性があると述べた。
JPモルガンのアナリストは今週の報告書で、クウェートは紛争初日から数えて18日程度、UAEは22日で減産が必要になると推定した。