カリフォルニア州のワインブランド「ジョシュ・セラーズ」は、3月中旬までの13週間で売上高が8.3%増加した。一方、ワインカテゴリー全体では3.6%の減少となった。ブランドを所有するドイチ・ファミリー・ワイン&スピリッツの最高マーケティング責任者ダン・クライマン氏は、この業績について、少なくとも一部は競合の輸入ワインに対する関税の影響によるものと見ている。

同社では、取り扱っているジョシュ・セ⁠ラーズと輸入もののワインの価格を据え置いている。

「米国における最適な価格帯は、グラス1杯10─12ドルのワインだ」と、クライマン氏は言う。その価格帯を上回ると多くの消費者が注文しなくなるためメニューから外されてしまうとし、「消費者は特定の価格帯での提供を求めている」と付け加えた。

ジョシュ・セラーズのワイン、カベルネは、グラス1杯約10ドルで提供されている。

ロサンゼルスのレストラン「ワイフ・アンド・ザ・ソム」のオーナー、クリス・ルチェーゼ氏とクリスティ・ルチェーゼ氏は、同店の「グラス売り」メニューにおいて、一部の欧州産ワインを国産に切り替えたと語った。

同店が仕入れていた欧州産の職人が作るチーズや肉類の価格も今年は劇的に跳ね上がった。

「チーズとシャルキュトリーの品揃えをすべて国産に切り替えるしかなかった」と2人は語った。ただし、以前輸入していた欧州産よりも、米国産の方が高価な場合もあるという。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます