イスラエル軍は6日も、イランの支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが支配するベイルート南郊を空爆⁠した。保健省によると、イスラエル軍の攻撃開始以降、レバノンでの死者は217人に達した。また、ノルウェー難民評議会の推定では、レバノンで約30万人が避難しており、今後100万人を超える可能性もあるという。

夜間の攻撃では、イ⁠スラエル軍は115回にわたる攻撃を実施したと発表した。標的にはヒズボラの司令センターや武器貯蔵施設が⁠含まれていたと説明した。爆発と閃光がベイルート南部郊外の夜空を照らす様子をロイターの映像が捉えた。

イスラエルは国境付近だけでなくレバノン南部・東部の広範な地域の住民にも避難を呼びかけた。今回の避難命令はイスラエルがレバノンに対して発令した中で過去最⁠大規模のものとなった。

ヒズボラは6日朝、南部の町ヒヤムの近郊でイスラエル軍車両部隊を標的に、イスラエルの⁠地上⁠侵攻に対して応戦していると発表。イスラエル側の国境沿いの住民にも避難を呼びかけた。

イスラエルの軍事戦略に詳しい関係者はロイターに対し、イランとの戦争が終結したとしても、ヒズボラへの攻撃は続く可能性が高いと述べた。

別のレバノン治安筋は「これはヒズボラを完全に終わ⁠らせるための戦いだ」とし、勢力を弱めながらも依然として強力な組織であるヒズボラが存在するレバノンで、より長期的な紛争となる可能性を示唆した。

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ヒズボラ側はイスラエル側の住民に退去するよう警告