David Lawder
[ワシントン/ジャカルタ 18日 ロイター] - インドネシア政府はプラボウォ大統領がトランプ米大統領と最終的な貿易協定に署名するのに先立ち、両国の企業が18日に総額384億ドルの契約に署名したと発表した。
プラボウォ氏を招いた米国商工会議所主催の夕食会で調印された11件の契約は、鉱業、エネルギー、アグリビジネス、繊維、家具、テクノロジー分野における提携に関するものという。
プラボウォ氏は夕食会で、これらの取引は19日にトランプ氏と署名する米インドネシア貿易協定の実施合意の一環だと説明。これらの取引がインドネシアの対米貿易黒字削減に寄与するとし、「私は両国関係の将来について非常に楽観的だ」と述べた。
384億ドルという額は、米ASEAN(東南アジア諸国連合)ビジネス評議会(USABC)がすでに明らかにしていた数値(70億ドル超)を上回る。USABCのファクトシートによると、インドネシア企業による米国産大豆100万トン、トウモロコシ160万トン、綿花9万3000トンの購入が含まれている。
また、USABCによると、インドネシアは今年100万トン、2030年までに最大500万トンの小麦を購入する。インドネシアが購入する大豆は6億8500万ドル相当、小麦は12億5000万ドル相当、綿花は1億2200万ドル相当。
このほか米フリーポート・マクモランとインドネシア投資省は重要鉱物協力に関する覚書を交わし、インドネシア国営石油プルタミナと米ハリバートンは油田再生協力に関する合意を結んだ。
2つの半導体合弁事業契約も結ばれ、うち一つは48億9000万ドル相当という。
プラボウォ氏は米国と昨年合意した関税率19%を18%に引き下げる方向で合意できることを期待している。
米通商代表部(USTR)のスウィッツァー副代表は夕食会で、インドネシアに対する最終的な関税率に言及しなかったが、両国の貿易協定は2国間の貿易・投資の拡大や経済関係の深化を意味すると述べた。