Kentaro ‍Sugiyama

[東京 23日 ロイター] - 日銀が23日に発表した11月の基調的なインフレ率を捕捉するための3指標は、「加重中央値」と「最頻値」が前月からプラス幅を縮小した。一方、「刈込平均値」は横ばい。全体的にみれば前月から大きな変化はなく、基調的な物価の上昇に陰りはみられていない。

上昇率分布で上下10%を機械的に除いた「刈込平均値」(2020年基準)は前年比プラス2.2%となり、11カ月連続で2%台を⁠維持した。

品目のウエートを加味‍した際の分布で中央の値である「加重中央値」はプラス1.3%で、前月の1.5%からプラス幅を縮小。最も頻‍度の多い上昇率である「最‍頻値」はプラス1.4%で、前‍月のプラス1.6%を下回った。

11月の上昇品目の比率は78.7%で、前月の77.4%を上回った。下落品目の比率は前月の16.⁠9%から15.9%へ低下した。

一連の指標は日銀が総務省発⁠表の全国消費者‍物価指数(CPI)をもとに算出し、毎月発表している。19日に発表された11月の生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は前年比3.0%上昇で、伸び率は前月から横ばいだった。

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