[25日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は25日のビデオ演説で、公職者の汚職や裏切りを容認しないと強調した。兵士採用担当の地方職員が多額の横領容疑で逮捕されたほか、議会議員にロシアに協力した容疑が浮上したことを受けた。
ロシア軍の侵攻に対する防衛で兵器の確保が急務となる中、「議会議員や裁判官、軍関係者、その他の公職者が国家と対立することを誰も許さないだろう」と訴えた。
この日は南部オデーサ(オデッサ)の兵士採用機関のトップが約500万ドル相当を横領した容疑で逮捕された。地元メディアはこの高官の一族がスペインで不動産を取得したと報じていた。
このほか、南東部のロシア占領地でロシアに協力した疑いのある議員が反逆容疑で逮捕された。
ゼレンスキー氏はまた、議員らに対し、欧州連合(EU)加盟に向けた措置に関する法案を「私利私欲」のために支持しない行為をもはや容認しないと表明。「ウクライナにその時間はない」と強調した。