[シドニー 18日 ロイター] - アジア太平洋地域で2023年に入ってからこれまでに発行された転換社債(CB)や他社株転換社債(EB)の規模が前年同期比300%以上増加している。長期的に金利が高止まりするとの見方から、企業がより安価な資金調達手段を求めている。

LG化学は先週、子会社LGエナジー・ソリューションの株式に転換する債券で20億ドルを調達。韓国で過去最大のEB発行となった。

ディーロジックのデータによると、これにより、株式連動債の発行額は今年これまでに55億6000万ドルに達し、前年同期の13億7000万ドルの4倍余りに拡大した。

銀行筋によると、金利の上昇と地域企業による債務借り換え予定が迫っていることから、転換社債の発行は今年いっぱい、そして2024年まで高水準で推移する見込み。

ゴールドマン・サックスで日本を除くアジア株式連動債組成を担当するマネジングディレクター、クリスチャン・ヘルト氏は「高金利環境にあり、バランスシート上の既存債務を伝統的な債券やローンでロールオーバーしたり借り換えたりすることは、引き続き割高に感じられるだろう。その中でCBはますます魅力的となりそうだ」と述べた。

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