[ニューヨーク 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、米経済指標が引き続き堅調だったことを受け、連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で利上げを決定する可能性が高まり、ドルは上昇したが、その後は軟調に推移した。

朝方発表された企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)の6月の全米雇用報告では、民間部門雇用者数は49万7000人増加し、ロイターがまとめたエコノミスト予想(22万8000人増)を上回った。

また、米供給管理協会(ISM)の6月の非製造業総合指数は53.9と、前月の50.3から上昇し、市場予想の51.0も上回った。

ナットウエスト・マーケッツ(コネティカット州スタンフォード)のG10外為戦略責任者、ブライアン・デインジャーフィールド氏は

堅調な米経済指標について「『良いニュースは悪いニュース』的なイメージがある」と指摘。「株式市場の反応と合わせると、きょうのドル相場の動きが明確に分かる。FRBが金融引き締めを強めれば、リスクにマイナスの影響が及ぶというリスクオフ的な動きが出ている」と述べた。

CMEグループのフェドウォッチによると、市場が織り込む7月会合での0.25%ポイント利上げの確率は92.4%に上昇した。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.18%安の103.13。

円は対ドルで0.39%高の144.09円。

英ポンドは対ユーロと対ドルで2週間ぶり高値を更新。市場ではイングランド銀行(英中央銀行)は来年初めに政策金利を6.5%に引き上げるとの見方が出ている。

オフショア中国人民元は1ドル=7.2575元とやや軟調。前日は約0.4%下げていた。

仮想通貨のビットコインは3万1500ドルと、1年1カ月ぶりの高値を更新。ファンドマネジャーによるビットコインの現物上場投資信託(ETF)を巡る計画が引き続き押し上げ要因になっている。

ドル/円 NY終値 144.06/144.09

始値 143.83

高値 144.65

安値 143.64

ユーロ/ドル NY終値 1.0887/1.0891

始値 1.0885

高値 1.0900

安値 1.0835

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