[17日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのストラテジストは16日付のリサーチノートで、米国のインフレ率は市場が現在織り込んでいるほど急速には鈍化しないとの見方を示した。ブルームバーグが17日に報じた。
それによると、ストラテジストは「今後インフレ率はさらに低下すると予想するが、そのペースについて市場はわれわれよりも、かなり楽観的なようだ」とし、ヘルスケアなどのセクターでインフレが遅れて生じる可能性を無視していると指摘した。
また、投資家は米経済成長が急減速して物価上昇圧力の緩和ペースがより速まると想定している可能性があるが、それらの要因がインフレを押し下げる可能性は限定的だとした。
米連邦準備理事会(FRB)は13─14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置く一方、緩慢なインフレ鈍化ペースを踏まえ、追加利上げが必要になる可能性を示唆した。
ストラテジストは、インフレ率が現在の市場予想を上回ることを見込んで、1年物スワップを購入するよう投資家に推奨したという。