[ニューデリー 11日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)・電池大手、比亜迪(BYD)は11日、インドで同社初の乗用車となる電動スポーツタイプ多目的車(SUV)「Atto3」を導入した。インドEV市場で2030年までにシェア40%を目指す。
Atto3は最新の電池技術を使用。来年にかけて1万5000台を販売目標としている。
声明によると、同社は既にインドに2億ドル超を投資し、時期を見て現地工場もつくる計画。BYDインディア幹部サンジャイ・ゴパラクリシュナン氏はロイターに「BYDの世界展開にとってインドは主要市場の一つになる」と指摘。同社には現在インドに年間生産能力1万5000台の工場があるため、直ちに追加投資する必要はないとしたものの、今後も必要な措置は検討し続けるとした。
BYDには米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハザウェイが出資。インド市場には2007年に携帯電話向けの電池と部品製造で参入したが、13年にようやく現地企業と提携してバス生産を開始。昨年に法人向けEVを導入していた。
同社は日本で23年からEV乗用車を販売することや、タイで自動車工場をつくり24年に稼働させる計画を今年相次ぎ表明している。