[台北 21日 ロイター] - 台湾経済部が21日発表した2月の輸出受注は、予想を大幅に上回り、2月としての過去最高を記録した。ただ当局は、ロシアのウクライナ軍事侵攻により世界貿易の先行き不透明感が高まっていると指摘した。
2月の輸出受注は前年比21.1%増の515億6000万ドルだった。24カ月連続の増加で、伸び率はロイターがまとめたアナリスト予想の12.75%を上回った。
通信機器の受注は前年比29.7%増、エレクトロニクス製品は31.6%増。2月の最初の週は台湾および最大の貿易相手である中国が旧正月の連休だった。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で在宅勤務が普及したことや世界的な半導体不足が半導体受注を支えている。
ただ、経済部は、最先端半導体を中心に需要は引き続き好調だが、サプライチェーン(供給網)の問題やウクライナ情勢を巡る懸念を示した。
3月の輸出受注は前年比9─11.8%増の見通し。
2月の輸出受注は地域別では米国が23.5%増で前月の18.6%増から伸びが加速。中国は17.6%増加、前月は8.9%増だった。欧州は22.3%増、日本は9%増だった。