[8日 ロイター] - カナダ統計局が8日に発表した1月の貿易収支は、26億2000万カナダドル(20億0400万米ドル)の黒字だった。アナリスト予想は16億カナダドルの黒字だった。
輸出はエネルギーが増加したものの、全体ではやや減少。一方、輸入は供給網(サプライチェーン)の制約による混乱が続き、記録的だった水準から大幅に減少した。
エクスポート・デベロップメント・カナダの暫定主席エコノミスト、スチュアート・バーグマン氏は、「今年最初の数字としては良い滑り出しとは言えないというのが第一印象だ。やや失望している」と述べた。
輸出は0.2%減少。11品目中7品目が減少し、自動車と部品、航空機が足を引っ張ったが、エネルギー製品の増加でほぼ相殺された。
1月のエネルギー輸出は8.7%増。天然ガスの66.4%が牽引した。
原油と天然ガス価格は12月から大幅に上昇、今後数カ月のカナダの貿易収支は改善する*とみられている。
BMOキャピタル・マーケッツのアナリスト、シェリー・カウシク氏はノートで、「今後も、エネルギー価格の上昇が輸出を押し上げる。対ロシア制裁の直接的な影響は限定的だろう」と述べた。