[29日 ロイター] - シンガポール政府系投資会社テマセクの出資先を含む不動産開発業者3社で構成する企業連合は29日、メディア事業などを手掛けるシンガポール・プレス・ホールディングス(SPH)を33億4000万シンガポールドル(24億8000万米ドル)で買収する提案を発表した。
1株当たりの買収価格は2.1シンガポールドルで、シンガポールの複合企業ケッペルが既に表明していた現金と株式交換を組み合わせた2.099シンガポールドルでの買収案を若干上回った。
SPHは5月に、有力紙ストレーツ・タイムズを含むメディア事業を切り離して非営利組織に移管する計画を発表。これを受け、ケッペルはメディア事業分離後のSPHの買収を提案した。
新たに買収を提案した企業連合は「カスケーデン・ピーク」と呼ばれ、シンガポールのホテル運用大手ホテルプロパティーズの子会社が40%を保有し、テマセクの出資先であるCLAとメープルツリーの傘下企業がそれぞれ30%ずつ保有している。