ロンドン市立大学の電子・無線工学教授デイヴィッド・スタップルズは2024年5月に「ポピュラー・メカニクス」誌に対し、「この放送はほぼ確実にロシア政府によるものであり、平和的な目的ではないだろう」と語っている。

ジャーナリストのチャイ・ボウズも、X(旧ツイッター)で「ロシアのUVB-76『終末ラジオ』が本日2回目の暗号放送を実施。『NZhTI』と『HOTEL』の暗号が、祖国から遠く離れたリスナーに向けて読み上げられた」と投稿した。

「ブザー」のような短波局の発信は、その意図が明かされないまま憶測を呼び、冷戦以降も情報戦の一端を担ってきた。今回の放送もまた、緊張の高まる国際情勢の中で、その意味を巡って注目を集めている。
【関連記事】
ニューズウィーク日本版 ベトナム化するイラン戦争
2026年9月1日号(8月25日発売)は「ベトナム化するイラン戦争」特集。

曖昧すぎる目標、敵国の軽視、自国軍事力への過信……長期化・泥沼化したベトナム戦争との共通点

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます