フランス電力(EDF)は11日、同国北部にあるグラブリーヌ原発の冷却システムに大量のクラゲが詰まり、4基が停止したと発表した。地球温暖化による水温上昇が原因とみられるという。

同原発は北海につながる運河からの水を冷却システムに使用している。原子炉は6基で、発電容量は1基あたり900メガワット。

 

EDFのデータによれば、今回停止した4基以外の2基も従来予定されていたメンテナンス中のため、現在は6基全てが停止している。

関係者によれば、冷却ポンプは損傷を受けておらず、清掃作業のみで近く復旧できる見込みだという。

グラブリーヌ周辺の海岸では近年、海水温の上昇や外来種の流入などによりクラゲが増殖している。

米研究機関の専門家は「クラゲは高い水温で繁殖速度が速まる性質があり、北海などで水温が上昇していることが増殖の要因だ」と説明。「クラゲは石油タンカーなどに入り込み、地球の反対側の海に移動することもある」と指摘した。



[ロイター]
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