ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ロシアとの捕虜交換を進めると表明した。ロシアが人道的な合意を守らなかった場合、紛争終結に向けた米国などの努力に疑問が生じると指摘した。

また、ロシアの激しい空爆を受け、ウクライナ国民に空襲警報に注意するよう呼びかけた。

 

ロシア当局者らは7日、ウクライナが捕虜交換を無期限に遅らせていると非難した。ウクライナの当局者はすでにロシアの主張を否定している。

ゼレンスキー氏はビデオ演説で、トルコでの協議の合意内容に基づき解放される捕虜の完全なリストをまだ受け取っていないと指摘。「したがって、ロシア側はこのような問題でも、いつものようにある種の汚い政治・情報ゲームをしようとしている」と非難した。

その上で、「重要なのは結果を出すことで、確実に人々を帰還させることだ。われわれは捕虜交換が継続されると信じており、そのために全力を尽くす」と述べた。

「ロシアが人道的な問題でさえも、合意を守らないのであれば、米国による協議や外交を含むあらゆる国際的な努力に大きな疑問を投げかけることになる」と語った。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
基地か経済かを争う時代はもう終わり? オール沖縄の崩壊と新世代の「普通の県知事」が切り拓く沖縄の未来
基地か経済かを争う時代はもう終わり? オール沖縄の崩壊と新世代の「普通の県知事」が切り拓く沖縄の未来
ニューズウィーク日本版 創刊40周年 世界に映った日本の姿
2026年10月13日号(10月6日発売)は「創刊40周年 世界に映った日本の姿」特集。

復刻版の創刊号特集で読む日本の「これまで」と「これから」

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます