ハロウィーンだけでなく、独立記念日やクリスマスなどの他の行事のために米国が輸入する装飾品の大半は中国製だ。

「ハロウィーン用品の製造業者にとって、関税は最悪のタイミングで導入された。製品は完成済みで船上で足止めを食らったか、あるいは生産のどこかの段階で停止されることになった」と、ハロウィーン・コスチューム協会のロバート・バーマン理事は話す。

「多くのハロウィーン関連商品の業者にとって、中国は唯一の商品の調達先だ。確かに多様化を図って新たな国の生産者から調達することはできるが、それには何年もかかるし、今年に間に合わせるのは手遅れだ」

ハロウィーン用のお面を輸出しているマーと名乗る女性は、顧客の注文が回復したとしても、輸出事業全体の売上高は昨年より大幅に減少すると予測した。

「6月か7月の発送向けの注文が今入れば、恐らく間に合うだろう。でも在庫がなければ受注生産となり、ハロウィーンまでに届けるのは無理だ」と彼女は言い、「いずれにしても、彼らが再び貿易戦争を始めないことを心から願っている」と話した。



[ロイター]
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