[チューリヒ 8日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のジョルダン総裁は8日、超金融緩和政策はスイスフランの安定性にとってリスクにはなっておらず、必要があればいつでも方針転換することが可能だと述べた。
同総裁は「近年のかつてないほどのマネタリーベース拡張は、スイスフランの安定性に特に脅威をもたらさない。マネーサプライの増加に伴い、SNBは単に需要増に対応してきただけで、それはスイスフランの安定性確保と正常な資金供給という中銀の使命にのっとったものだ」と説明した。
また「スイスフラン需要が弱まった場合は、いつでも通貨供給量を減少させることができ、スイスフランの価値の維持は確保される」と述べた。
ただ、マネーサプライを適切に減少させるために重要な条件として、中銀がバランスシートを無制限に操作できなければならないと指摘。特に、必要な場合には外貨売り/スイスフラン買いが可能であるべきだとした。
「このため、中銀資産を政府系ファンドの資金源として利用させるような提案には断固として反対する」としたほか、中銀を国の資金調達手段にすることにも警告を発し、独立性の維持を主張した。
(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)