ドイツのドブリント内相はメルツ新政権の発足初日となる7日、亡命希望者を含め、非正規ルートでの入国を国境で拒否する命令を出した。

ドブリント氏は外国人の非正規ルートでの入国を許可していた2015年の措置を取り消す決定を発表。不法移民の削減が目的だとし、不法移民はなお多すぎると語った。

 

亡命希望者の受け入れ拒否は法的に議論の余地がある。保守政党連合キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と中道左派政党、社会民主党(SPD)の連立合意では、不法移民の削減は近隣諸国と協調して実施されるべきとしている。

独紙ビルトによれば、ドブリント氏は非正規移民を抑制するために国境に最大3000人の警官を追加派遣し、国境警察の数を最大1万4000人に増やす計画という。

2月の総選挙前、メルツ氏は移民が絡む暴力犯罪の頻発と極右支持の高まりを受け、移民の取り締まりを約束していた。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
現代を象徴する「多面的な成功」が輝いた夜──シャルル・ルクレールが語った"FACETS"の価値
現代を象徴する「多面的な成功」が輝いた夜──シャルル・ルクレールが語った"FACETS"の価値
PR
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます