米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏は3日、自身の投資会社バークシャー・ハザウェイの最高経営責任者(CEO)を年末に退任し、グレッグ・アベル副会長を後任とする考えを明らかにした。

繊維メーカーとして落ち目だったバークシャーを、1兆1600億ドルの巨大複合企業へ変貌させた「バフェット経営」の60年が幕を下ろすことになる。

 

94歳のバフェット氏は米ネブラスカ州オマハで開かれたバークシャーの年次株主総会で、「グレッグが年末、最高経営責任者になるべきときが来た」と語った。

取締役でもある自身の子供2人には自身の計画を伝えていたものの、アベル氏とバークシャーの取締役のほとんどは発表前に計画を知らなかったとした。

62歳のアベル氏は2018年からバークシャーの副会長を務めており、21年にバフェット氏の後継者に指名されていた。

アベル氏は株主に「バークシャーの一員として今後も進んでいくことに、これ以上の謙虚さと光栄を感じることはできない」と語った。

バフェット氏はまた、バークシャー株を売却するつもりは「全くない」と述べた。死後、ほぼすべてを寄付するという。米誌フォーブスによれば、バフェット氏自身の総資産は1682億ドルでほぼ全てをバークシャー株が占める。

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