<インドとパキスタンには大きな戦力差があるが、それが逆に核のボタンへの誘惑を強めることも>

インドとパキスタンの間で緊張が高まり、両国の核戦争への懸念が強まっている。共に核保有国であり、紛争の行方によっては核使用も懸念される両国の通常戦力は、単純な比較ではインド優位だが、それがパキスタンを追い詰める可能性もあると専門家は指摘する。

本誌は、インドおよびパキスタンの外務省にコメントを求めている。

インドとパキスタンは、北部国境地帯のカシミール地方の帰属を巡って対立し、3度にわたり戦争を繰り返してきた。4月22日、インド支配下のジャムカシミール・パハルガムでイスラム過激派による銃撃事件で26人が犠牲になると、両国間の緊張は再び頂点に達した。

犠牲になったのは、ほとんどがインド人の観光客。インド政府はこの事件を「テロ」と位置づけ、パキスタン政府の関与を主張。パキスタンはこれを否定している。事件の犯行声明を出したのは、パキスタンのテロ組織ラシュカレ・トイバの分派「抵抗戦線」で、観光客が「不法に定住しようとした」と非難した。

パキスタンの情報相アタウラ・タラルは24日、X(旧ツイッター)に「信頼できる情報源によれば、インドは今後24~36時間以内に軍事攻撃を開始する可能性がある」と投稿した。

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