K2-18bはアメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機「ケプラー」が2015年に発見。2019年にはハッブル宇宙望遠鏡が、大気中の水蒸気と思われる現象を捉えた。その信号は後にメタンのものと判明したが、この惑星が深い海に覆われている可能性があるという専門家の見方は変わらなかった。
この説は、その後のウェッブ望遠鏡の観測で裏付けられた。それでもK2-18bがガスでできた巨大惑星なのか、それともマグマの海が存在するのかという論議は続いた。
マドゥスダンはBBCの取材に対し、「もし本当に生命に関係しているとすれば、この惑星は生命に満ちている」と述べ、「K2-18bで生命の存在が確認できれば、事実上、銀河系に生命がごく普通に存在することの確認になる」と説明する。
論文共著者でボルティモアにある宇宙望遠鏡科学研究所のマンス・ホルムバーグ研究員は、K2-18bについて「水素が豊かな大気と、地球上のどこよりも深い海」を持つ可能性があるとワシントン・ポスト紙に話し、「この惑星は何もかも非常に異質だ。太陽系にはこんな惑星は存在しない」と付け加えた。
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