<日本、韓国、中国......今年世界を席巻したのはハリウッド映画ではないアジア発アニメ>

2025年のアニメ業界最大のニュースが『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の大ヒットであることは間違いないだろう。とりわけ海外で前作「無限列車編」の映画興行をはるかに上回り、数々の記録を打ち立てたことが話題だ。北米における外国映画の新記録を樹立し、11月4日現在で、今年の世界興行で第5位に位置する。

※北米では9月公開『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba, The Infinity Castle Arc, Chapter 1: Akaza’s Return)』英語字幕付き予告編を見てみる

そんな話題の一方で、お隣の韓国からも世界的なアニメのヒットが生まれている。韓国発の映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』である。女性アイドルグループを主人公に、若者に人気なKポップを加えたストーリーと、最先端の3DCGが人気の秘密だ。こちらの主戦場は劇場ではなくネットで、6月20日にネットフリックスで独占配信されると、たちまち話題となり11月現在20週連続で世界視聴ランキングのトップ10にランクインした。

中国でも大きな異変があった。中国国内で1月に公開された映画『ナタ 魔童の大暴れ』が興行収入159億元、1作品で3400億円超えの驚愕の記録で今年の世界映画興行で1位となった。売り上げの99%が中国国内のため世界的ヒットではないが、中国映画の勢いを感じさせるには十分だ。

背景にあるのはハリウッド映画の退潮
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