<表と裏でまったく異なる大気を持つ「二重性」白色矮星が、新たに2つ発見された>

磁場の影響で表面組成が変化する超レアな白色矮星(宇宙空間で最も暗く見える恒星)が、新たに2つ発見された。「2つの顔を持つ」白色矮星は、これを含めてもわずか7個しか見つかっていない。

白色矮星は外層がはがれ落ちて中心核が残った恒星の残骸で、何十億年もかけて熱エネルギーを燃焼させながらゆっくりと冷えていく。

白色矮星の表面の大気はかつて、水素が大部分と思われていた。しかし2023年、一方の面が水素、もう一方の面がヘリウムという珍しい白色矮星が見つかった。

その後、表面組成の異なる白色矮星が次々に発見され、「2つの顔を持つ」分類の白色矮星が増えている。

研究チームは「現時点で分かっている複数の継ぎはぎ大気天体を前提に、我々は2つの顔を持つ種類の天体を初めて定義することができた」と論文に記している。

そうした特異な白色矮星は、自転しながら組成の異なる「顔」を見せ、一瞬一瞬で種類の違う白色矮星に見える。

現時点で2つの顔を持つことが分かっている白色矮星7個のうち、4個は「強い磁場」が確認された。

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「2つの顔」を持つ白色矮星ができる理由
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