<新たなウイルスを見つけたのは、コウモリのウイルス研究の第一人者、石正麗が率いる研究チーム。新型コロナウイルスは、石が所属していた武漢研究所から流出したという説も...>
パンデミックの再来か。中国の武漢ウイルス研究所などが先日、米学術誌セルで発表した論文で、コウモリ由来のコロナウイルス「HKU5-CoV-2」を発見したと報告し、懸念が高まっている。
米疾病対策センター(CDC)は「現時点で、公衆衛生上の懸念と見なすべき理由はない」と、本誌に回答。「ヒトへの感染は確認されていない」と強調した。
新たなウイルスを見つけたのは、コウモリのウイルス研究の第一人者、石正麗(シー・チョンリー)が率いる研究チームだ。新型コロナウイルスは、石が所属していた武漢研究所から流出したという説がある。HKU5-CoV-2はMERS(中東呼吸器症候群)の原因ウイルスと同じメルベコウイルス属で、新型コロナウイルスと同様、ACE2受容体に結合して細胞に侵入する。「直接伝播や中間宿主経由で、ヒトに異種間伝播するリスクが高い」と、論文は指摘するが、ヒトからヒトに感染するかはまだ不明だ。
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます