さらに、AP2A1は「インテグリンβ1」という別のタンパク質と密接に関連していることも判明。このタンパク質は細胞が周囲のコラーゲンに接着する助ける働きを持つ。これら2つのタンパク質が細胞内のストレスファイバーに沿って移動すると研究チームは説明している。

 

さらにインテグリンβ1は線維芽細胞で細胞基質(cell-substrate:CS)の接着を強化し、老化細胞に見られる肥大したストレスファイバーの形成に関与している可能性があるという。

このAP2A1と老化細胞の関係から、このタンパク質が「細胞老化マーカー」として活用できる可能性があるほか、本研究での発見が将来的に加齢関連疾患の新たな治療法となる可能性も期待されるという。

【参考文献】

Chantachotikul, P., Liu, S., Furukawa, K., & Deguchi, S. (2025). AP2A1 modulates cell states between senescence and rejuvenation. Cellular Signalling, 127.

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