[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国株式市場は反落して取引を終えた。早い取引時間帯には上昇したが、対中貿易戦争長期化の可能性が意識され、再びリスク選好意欲の重しとなった。

トランプ米大統領は27日、中国とディールする用意はないとしつつ、将来的には期待していると述べた。関税措置の応酬を受け、貿易戦争が世界経済鈍化につながる懸念が高まっている。

LPLフィナンシャルのシニア市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏はこの日の相場について、よく持ちこたえているが、終盤に弱気が広がったと指摘。

コンファレンス・ボード(CB)が発表した5月の米消費者信頼感指数は4.9ポイント上昇の134.1と、昨年11月以来の高水準を付けたが、デトリック氏は「こうした調査も対中摩擦が激化する前のものと考えられる。すべては貿易次第であることは明らかだ」と述べた。

不透明感を受け、米債券市場では10年債利回り<US10YT=RR>が2017年10月以来の水準に低下した。

S&Pのセクター別では、通信サービス<.SPLRCL>を除くすべてが下落して終了した。

個別銘柄では、決済技術のトータル・システム・サービシズ<TSS.N>が4.8%高。同業のグローバル・ペイメンツ<GPN.N>が約215億ドル(株式)で同社を買収すると発表した。グローバル・ペイメンツは3%安。

半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)<AMD.O>は9.8%上昇。インテル<INTC.O>とのシェア争いに向け新型半導体を発表した。インテルは2.2%下落。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.94対1の比率で上回った。ナスダックでも1.71対1で値下がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は66億7000万株。直近20営業日の平均は69億9000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 25347.77 -237.92 -0.93 25616.55 25717.63 25342.28 <.DJI>

前営業日終値 25585.69

ナスダック総合 7607.35 -29.66 -0.39 7655.66 7693.74 7603.76 <.IXIC>

前営業日終値 7637.01

S&P総合500種 2802.39 -23.67 -0.84 2830.03 2840.51 2802.67 <.SPX>

前営業日終値 2826.06

ダウ輸送株20種 10005.97 -131.62 -1.30 <.DJT>

ダウ公共株15種 791.96 -12.75 -1.58 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1300.30 -11.67 -0.89 <.SOX>

VIX指数 17.50 +1.65 +10.41 <.VIX>

S&P一般消費財 894.77 -4.40 -0.49 <.SPLRCD>

S&P素材 333.24 -3.09 -0.92 <.SPLRCM>

S&P工業 614.20 -5.88 -0.95 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 580.27 -10.57 -1.79 <.SPLRCS>

S&P金融 439.55 -4.87 -1.10 <.SPSY>

S&P不動産 224.51 -2.49 -1.10 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 447.24 -4.98 -1.10 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1019.38 -14.57 -1.41 <.SPXHC>

S&P通信サービス 162.65 +0.27 +0.17 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1279.08 -4.24 -0.33 <.SPLRCT>

S&P公益事業 297.03 -4.87 -1.61 <.SPLRCU>

NYSE出来高 14.79億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 21020 - 210 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 21015 - 215 大阪比 <0#NIY:>

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