<対話型AI「チャットGPT」が話題だが、果たしてどの程度信用できるのだろうか。このジョークにあるように、どんな質問をするか次第かもしれないが>
【AIの力】
少年が対話型人工知能(AI)に聞いた。
「僕のパパが今どこにいるか、分かる?」
AIが答えた。
「あなたのパパは今、湖で釣りをしています」
少年は笑いながら言った。
「ハズレ! 僕のパパはもう5年も前に亡くなっているんだから!」
この結果を知った開発者たちは大いに驚き、すぐさま検査とテストを繰り返した。
数日後、開発者たちが少年の家を訪れて言った。
「もう一度、同じ質問をしてくれるかな。ただし、今回は『僕のパパ』ではなく、『僕のママの夫』という言葉を使ってほしい」
「いいよ。やってみる」
少年はAIに聞いた。
「僕のママの夫が今どこにいるか、分かる?」
しばらく時間がたった後、AIが答えた。
「あなたのママの夫は5年前に亡くなりました。でも、あなたのパパは今、湖で釣りをしています」
アメリカの名門ビジネススクール、ペンシルベニア大学ウォートン校の研究によると、チャットGPTは既に同校のMBA(経営学修士)の最終試験に合格できるだけの能力を持っているという。その進化のスピードは驚異的であり、今後、さまざまな分野において、業務の大幅な効率化が期待される。
その一方で、間違いが多いことも指摘されている。グーグルは2月、AIチャットボット(自動応答プログラム)「Bard(バード)」を発表したが、そのデモ動画において「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の成果」について、「世界で初めて太陽系外の惑星の撮影に成功した」と回答した。
しかし、これは完全なる「誤答」。これを受けて親会社アルファベットの株価は急落した。