<学校に行くとき以外、ショートパンツにホルタートップ。好きな格好をさせるのは間違いですか──。米小説家ミシェル・ハーマンのアドバイスは?>

Q:私はロサンゼルスに住んでいます。ティーンエージャーの娘2人は制服のある学校に行くとき以外、友人たちと同じくショートパンツにホルタートップという格好をしたがります。夫はそれに反対し、母親の私が服装を管理すべきだというのです。でも、娘たちの格好が「セクシー過ぎる」という批判には、性差別的な考えが透けて見えて、抵抗を感じます。私は場にふさわしい格好をするよう、危ない目に遭わないよう気を配ってはいます(不快な視線を感じたときのためにトレーナーを持ち歩いて、と娘たちには言っています)。

こうした自分の気持ちを夫にうまく説明できません。胸の谷間が見えようと超ミニだろうと、好きな格好をさせるのは間違いですか。

── 自信ある女性を育てたい母

A:ティーンエージャーの娘さんたちが言われるままに「場にふさわしい格好」をし、常にトレーナー持参とは驚きです。お伝えしておかなければなりませんが、それも長くは続かないでしょう。10代の子の服装を管理するなんて、無理な相談です。

たとえ管理できたとしても、夫の考えに潜む性差別に抵抗を感じるのは全く当然です。娘さんたちの体は彼女たち自身のもの。好きな服を身に着ける権利があります。あなたは間違っていないばかりか、夫に対して自分を正当化する必要もありません。

あなたは女性の身体をめぐる原則を本能的に理解しています。それを夫に説明するよりも(彼は娘の身体を管理するのは娘自身という考え方自体に抵抗するでしょうから)、問題は女性が何を着るかではないと言ってみてはどうでしょうか。問題は余計な干渉をする男性にあります。

今日から共に、誰もが理解するまで何度でも声を上げ続けましょう。女性が危険な目に遭うのは服装ではなく、女性に対する男性の振る舞いのせいだ、と。

── ミシェル・ハーマン(小説家、スレート誌人生相談員)
©2019 The Slate Group

<2019年12月24日号掲載>

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